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2018-09

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秋風五丈原

寝っ転がってお茶とどら焼きなんか食べながらマンガが読みたくなる季節の秋。


とうの昔に全巻手放してしまったのだが故横山光輝の三国志が無性に読みたくなる時がある。桃園の誓い~赤壁の戦いまでもドラマチックで良いのだが、悲壮感が漂う物語終盤の諸葛孔明率いる蜀軍の北伐と司馬懿との対決が個人的には一番好きだった。無謀とも取れる戦いでも天才的な采配で終始優勢に戦を進めた孔明も功を焦り、足並みの揃わない部下達や暗愚と化した主君、迫り来る自身の寿命、孔明亡き後の国の行く末にマンガの中とはいえ当時14歳だった私は一人の男の苦悩を間近で見た気がした。見た目が華やかで話も楽しくする人の背中に何故か悲壮感が漂っている時がある。背中は嘘がつけない。




涙流れて 雨は流れて 太陽と共に木葉が散る


その名にちなんで  Hemant.



あの酷暑の夏に比べればクーラーも暖房も要らない良い季節になったものだとも思うが、この季節特有の悲壮感も間違いなく存在している。音階で言えばジャンプこそあるものの、メジャスケールで出来ている筈なのにこのラーグに漂う悲壮感は本当に秋そのものだ。

hemant.jpg
誰が意図した訳でも無くステージに現れたのは中秋の名月であった。

hemant 2
ステージ中央に立つのは昔から好きでは無い。
全体が見渡せないし、指示も出しづらい。真の悪の親玉は小料理屋の下働きのジジイだったりするのと同じだ。 どうせ悪役なら斬られるまで徹底的に牛耳ってやらあ。


そんな不遜な事を考えていると本番アクマちゃんがひょっこり顔を出した。



「やあ。」



練習やリハでも間違える事の無かった私のターン③はその犠牲となった。
頭の中で響くのは虚しく間抜けな





あ。





と言う声にならない声だけだった。





A36xo.jpg

痛みや傷つく事に慣れると良いことが一つある。
抗体が少なからず形成されて、それらに対して良い意味で鈍感になる事だ。
それから何かを学習し、次回に活かす術を知る。そしてまた失敗するのだ。



ダークサイドに堕ちた私を優しく癒したのは顔本卿のパルパティーンでは無く、スルバハールから解き放たれる重低音の旋律であった。それは宇宙船のエレベーターな音に聴こえた。あの{ブーン}って奴。



つづく





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● COMMENT ●

お疲れ様

スゴいスピードでしたね。
そして、いい音してました。

ご来場ありがとうございました。
スピード云々より小料理屋で池波正太郎風に一杯行きたいですね。
来年は中村家にも赤紙が届く様に丞相にその旨奏上しておきまする。


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