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2018-09

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からくれないに みずくぐるとは その参

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それは序章であった。


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晴天であるにも拘らず雨が降る時がある。

それを(狐の嫁入り)と言う事を今日まで知らないで生きてきた。

人をおちょくる様に降っては止み、降っては止みの繰り返しなのである。



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ここは狐の國。



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おまえ何しに来た。




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訳もわからずやって来たのかい。

せいぜい楽しんで行ってくれたまえ。



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おかしい。



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そんな馬鹿な。

延々と続く鳥居の赤がトランス状態を醸し始める。



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行けども行けども終わりはまるで見えて来ない。

ひとまず鳥居はくぐり抜けたが、その先にあったのは狐の國の奥の院であった。


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ケケケ。

おまえら舐めてかかったんだろう?

良い事を教えてやろう。ここでは通り過ぎる人間の数人に一人は俺たちの仲間が化けているのさ。


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いつしかこんな高台まで登って来ているではないか。

一体何処まで続くんだよコレは?




疲れ果てた私達に一人の老人が話しかけて来た。



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あれは果たして人間か。それとも彼らの・・・



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ふと場所が急に静かになった。

右手に静寂と共に泉が広がっているではないか。


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からくれないに みずくぐるとは。


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お前ら運が良かったな。

あの爺さんが俺達の仲間じゃなくって。


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いつの世にも 如何なる世界においても

へうげものとは存在するものらしい。

ミーハーと云われながらも何故かしら我が事の様に思う。



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帰り道は過ぎて行く 少し風が吹いている。

他愛なき会話 妙に楽しくて


近江神宮 ⑧


今でも変わらない 僕ら待ち合わせたあの場所

君はまだ 覚えているのかな


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今は千隼振る想い 胸に抱いて



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目指した先に 何があるんだ

今なら掴めそうで 手を延ばしてみる


夢の途中


夢の途中 


近江神宮 ⑫



きっといつか また逢えるだろう








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