2017-11

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秋雨のフィジカル・グラフィティ

10月15日


その日は珍しく眠れなかった。
久しく不眠などなっていなかったので、翌日が休みでは無かったらかなりキツかっただろう。


あれこれと思いが巡る内に夜が白み始めていた。何だか酷く口、喉から肺、内蔵にかけて不快な気分になる。もう横になっていても眠らないだろうと思い布団から出ると足元にあった灰皿につまづいてそれをひっくり返してしまう。それを見たらさっきの不快な気分と共に煙草とは何て汚いものなんだろう、こんなもの体内に取り込んでいて良い筈が無いという気持ちが突然湧いてきた。

印度日和 3

何だか今年は傾らかな山や峰では無く落差の大きい山、谷のような演奏が多い。

印度日和 2

いつだったか今日と似たような気分になった。あの日もこんな風に雨が降っていたっけ。
そしてわざわざ雨の中外出したくなったのもまた一緒だ。後になって知ったが台風が来ていたらしい。私の中では台風は終わったのに、その直後に実際台風が来るなんて奇遇だ。


日没

台風なんて知ったことか。
雨だろうが何だろうが俺は外に出ずにはいられない。



今までそれにかかりっきりだったのに、それが突然終わってしまうと何とも言いようのない宙ぶらりんな無力感だ。この規模のイベントでさえこれだ。ビジネスやら人間関係とか人生においてもそういった機会が訪れる時、人は本当の意味で成長出来るのかも知れない。それは結果はどうあれ逃げなかった場合だけど。

印度日和 4

パソコンやスマートフォンの画面では無く実際の生きた活字が読みたくなった。
図書館に入って本を一冊借りて何か食べようと思い店に入るが、自分が朝から思い浮かべていたクラブサンドにコーヒーというメニューは見当たらない。仕方なく適当に有り合わせのランチを頼む。何だか髪を切りたくて仕方ない。根源的な美意識は変わらなくても同じ場所に定着するのがきっと性に合わないのだろう。



自分を担当してくれた人物はもういなかった。
コミュニケーション不足は何においても良い結果をもたらす訳が無い。
鏡には間違って髪を切りすぎた60年代のグループ・サウンズのメンバーみたいな奴が映っている。




そういえば今回リハの最中に妙な事が起こった。

前日にやったリハのメンバーと師と呑んだウイスキーの二日酔いが翌日十数時間を経過してから突然やって来たのだ。口から内蔵が全部出そうになる。ドラクエで敵を混乱させる{メダパニ}という呪文があったがアレに自分自身がかかった感じ。体調は不良なのにリハが進むに連れて音を聴いていると頭は冴えてくる。インド音楽の力と演奏する事の楽しさを強く感じた。酔っ払った様な私の戯言を他のメンバーは笑って聞いている。

印度日和 5


しかし今の疲れきった自分は全く逆の事すら思っている。



楽器なんか見たくもない。

インド音楽? 何だっけそれ?

愛憎入り混じる感情の台風。




そして翌日は嵐が去ったのか良く晴れていた。




何だか良い写真が撮れている。

一時的に記憶喪失になったとしても

時が経てば我を取り戻すだろう。


印度日和




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プロフィール

MitchieBlackmore

Author:MitchieBlackmore
20世紀末期からシタールを通じて
インド音楽を学んでいます。

98年からインドにてシタールをデバシーシ・サニャル氏、モニラル・ナグ氏に師事。2004年より自らも居を名古屋近郊に移し名古屋市在住のアミット・ロイ氏に師事し研鑽を積む。{銀の旋律}や毎年行われる門下生のコンサート{月音}等に参加。


甘党B型+α

どうぞよろしく。

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ライブ情報

日時11月26日(日)開場17:00/開演17:30 入場料 1,000円(中学生以下無料)会場 揚輝荘(南園) 聴松閣 多目的室〒464-0057名古屋市千種区法王町2-5-17 地下鉄 覚王山駅より徒歩10分 主催 北インド古典音楽研究会 ご予約・お問い合わせ  fukusuke911@nifty.com (会場に駐車場はありません)

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