2017-11

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ガット・イン・エーク・ソー・タール その弐

JS  番組を御覧の皆様、ジュジャール・シンです。今回は世界最高の音楽家であるパンディット・シヴクマール・シャルマ氏にお話を伺っています。シヴジー、貴方とハリプラサード・チョウラシア氏によるシヴ+ハリ共演はよく知られていますが、貴方々はかって古典のアルバムでインドで一番売れたとされる{コール・オブ・ザ・バレー}を制作しましたね。貴方はまた音楽を通して多くの映画とも関わっていますが、これらの創意はどのようなものですか?


SVK  ハリジーに初めて会ったのはデリーだったと思います。つまりは若者の集いで。後に1961年にムンバイで再会しました。そして私達は交友を深めてきました。


JS  それは二人の間柄についてですか? 貴方とハリジーはとても親密ですが、それは楽器においてもそうですよね。彼のフルート、貴方のサントゥールはどのように楽器として成長して来たのでしょうか?  


SVK   これら二つの楽器の組み合わせはアイデアの共演だと思います。何故ならこれら二つの楽器の音は全く性質が異なります。こちらは弦楽器であり、あちらは吹奏楽器です。ですが、これらが共演する時には美しい音楽が生まれます。それは


JS    実際の交友関係のように楽器の共演としても上手く行くのですね?


SVK   そうです。そして私達はイェーシュ・チョプラに会いました。そして彼から1980年頃に映画音楽の制作の依頼がありました。これはそれ以来続いています。  


JS  アミターブ・バッチャンが初めて歌った映画ですね。


SVK    そうです。彼は2曲歌いました。ホーリーの歌ラング・バルセは私達の歓喜の歌です。


JS    ホーリーの時は何処でもいつもかかりますよね。


SVK    もう一曲はニーラ・アスマン・ソー・ガーヤーでした。これは二つのパートに分かれていて、ひとつはアミターブ氏、もう一つはラタ・マンゲシュカール女史によるものでした。


JS    もう一曲デーカー・エーク・クワーブは誰もが知ってますよね。


SVK    そうです。あれはかなり特異な曲でした。まず詩があってそれが曲の間奏になると語られるのです。あの前にも後にもあんな発想を持つ曲は無かったと思います。もしよろしければここで実演しようと思いますが。


JS    是非ともお願いします。


SVK   (実演の後)...かって母は私が幼かった頃に民謡を歌っていました。あれらの想い出からこの映画の為に作曲を始めました。だから色々と異なる所から閃きを見出してみるのです。


JS    しかしあなたとパンディット・ハリプラサード・チョウラシア氏は{Lamhe}や{Darr}などの映画の曲を担当したにも拘らず、その後そういった方面では音沙汰無しですよね。将来的には再び映画音楽に携わる可能性はありますか?


SVK     私達は基本的に古典の演奏家です。それが優先する事です。


JS      貴方にとってまず愛すべきは古典のサントゥールなのですね。


SVK     いかなる時もそうです。それが人々が次の映画の音楽はいつやるのか?と私達に尋ねる質問の答です。そもそも舞台が違うのです。あの手の歌詞を通した音楽を私達は聴き続けて来ました。恐らくそれは私達の音楽のやり方とは異なったものでしょう。しかしそれはそれで良いものです。あの手の映画などに必要とされる音楽があって当然です。


JS      映画製作者が脚本を握りしめて殺到しそうですね。創意を得られるかどうかで受ける仕事を決定するのですね。  


SVK     メロディーをよく観察する事を課題とすべきです。メロディーこそが音楽のセンスです。人々が三ヶ月ごとに新しいサウンドが生まれると話しているのを聞いてもその意味が解りません。メロディーと詩が曲を作ります。それが一番重要な事です。




つづく

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プロフィール

MitchieBlackmore

Author:MitchieBlackmore
20世紀末期からシタールを通じて
インド音楽を学んでいます。

98年からインドにてシタールをデバシーシ・サニャル氏、モニラル・ナグ氏に師事。2004年より自らも居を名古屋近郊に移し名古屋市在住のアミット・ロイ氏に師事し研鑽を積む。{銀の旋律}や毎年行われる門下生のコンサート{月音}等に参加。


甘党B型+α

どうぞよろしく。

アバル・デカホベ

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ライブ情報

日時11月26日(日)開場17:00/開演17:30 入場料 1,000円(中学生以下無料)会場 揚輝荘(南園) 聴松閣 多目的室〒464-0057名古屋市千種区法王町2-5-17 地下鉄 覚王山駅より徒歩10分 主催 北インド古典音楽研究会 ご予約・お問い合わせ  fukusuke911@nifty.com (会場に駐車場はありません)

演奏依頼、リクエスト、その他問い合わせは下記からどうぞ。

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