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2018-09

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自信と笑い その四

JS  本日はデリーにある庭園よりお送りしています。ジュジャール・シンです。引き続きシタール・マエストロのニシャート・カーン氏にお話を伺います。ニシャートさん、貴方はイムラット・カーンを父に持ち、ヴィラヤット・カーンを叔父に持つ同じくエタワ・ガラナ系列の奏者ですが、ラヴィ・シャンカールらの活躍に代表されるマイハール・ガラナにも数々の優秀なシタール奏者がいますが、貴方のガラナと彼らのガラナのシタールによる表現の違いとは何でしょうか?

NK   まず最初に私達のガラナは今日においてシタールの何たるかを確立させた事で知られています。シタールにおいては数々の業績があります。基本的にこの楽器が古典音楽において使われるを標準化したり、フレットの数や弦の種類や本数などの改革を行いました。実は共鳴弦を導入したのも私達の先祖なんです。

JS 貴方のガラナはシタールの構造に関して繰り返し沢山の改革を施したのですね。貴方のガラナはシタールでガヤキ(歌唱法の模倣)をやる事でも知られていますが・・・

NK {でも}では無く、私達のガラナはその代表格として知られているのです。(笑) ここははっきりしなければなりません。エタワ・ガラナがシタールにおいてのガヤキを発明したのです。

JS  シタールという楽器を通して歌唱を表現する奏法を確立したのですね。

NK  その通りです。 しかし奏法のスタイルとは場合によって様々です。私達の業績とはこれらの事を新しい次元にまで高めた事なんです。

JS   ではシタールによるガヤキとは何なのか、その奏法と歌唱法が私達にも良くわかる様に何かを弾いてみて貰えませんか?

NK   わかりました。喜んで。 この奏法はまず右手の動きに特徴が集中しています。右手のボールやストロークです。では祖父のイムダットカーンの作曲したガットの一つを弾いてみます。 (実演してみる) このように所々にある右手の動きが特徴です。左手で弾く旋律は歌唱法を模倣します。こうすると旋律はとても力強くなります。(実演してみる) このような速いターンもまたゆったりした旋律と合成されて音楽的に豊かになります。

JS   なるほど、大きな違いですね。ではニシャートさん、貴方自身はシタールにどのような独自のアプローチを試みていますか?

NK   私は少し前に貴方が言った{ジミ・ヘンドリックスみたい}なアプローチを数々試していますよ。(笑)自分で見た数々のものを取り入れています。

JS  力強いと言う意味ですが。

NK  ありがとう。(実演してみる) このように自分の演奏は私が見聞きした沢山の物事を織り交ぜて出来ています。


つづく





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